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新型コロナ 茨城県大規模会場、週3日に ワクチン接種 5月から週末中心

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茨城県内5カ所で県が毎日開設している新型コロナウイルスワクチンの大規模会場について、県は5月から、水、金、土曜日の週3日開設に変更する。ワクチン接種が進んでいるほか、予約が週末に集中していることから、1日当たりの接種枠を増やした効率的な体制へと見直す。

県はワクチン3回目接種の加速を目的に、2月上旬から水戸、牛久、つくば、古河、神栖の5市で大規模接種会場を再開。3月からは午前10時~午後8時まで毎日開設し、当初5会場を合わせ1日最大3千人だった接種枠を同4300人に拡大している。

ただ、接種者数は各会場で減少傾向にある。県によると、今月半ばの5会場を合わせた接種者数は、平日が1日当たり平均約千人、週末は同2千~3千人ほどにとどまる。4月末には2回目接種を終えた人のうち約8割が3回目接種を完了することから、「さらに接種者は減少していく」(県ワクチン大規模接種チーム)見通しだ。

このため、予約が集中している週末を中心とした「週3日体制」へと開設日程を変更。一方、1日当たりの接種枠は最大4500人に引き上げ、接種を促していく。開設時間や会場に変更はない。

同チームは「副反応に備え、休日や休日前となる金曜と土曜に予約が集中している半面、平日は予約が少ない状況にある。週末の枠を増やすことで、円滑な接種を進めたい」としている。



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