ささら舞、3年ぶり奉納 北茨城・花園神社 「後世に伝えたい」

ささら舞を奉納する子どもたち=北茨城市華川町花園
ささら舞を奉納する子どもたち=北茨城市華川町花園
茨城県北茨城市華川町花園の花園神社(神永知明宮司)で5日、例大祭が開かれた。笛や太鼓に合わせて子どもたちが獅子舞を披露し、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を祈願する「花園のささら」が3年ぶりに奉納された。

ささら舞は前九年の役(1051年)、後三年の役(1083年)の際、源頼義と義家父子が戦勝祈願のため奉納したのが始まりとされる。毎年5月5日の例大祭に、花園のささら保存会によって行われ、氏子とゆかりのある男児3人が演じている。

同神社によると新型コロナウイルスの影響で、ここ2年ほど例大祭は神事のみだった。今回は関係者のみで開催し、感染症対策を取り、3年ぶりにささら舞を実施。演舞後、約50人が境内を歩いて拝殿前に進み出て、例大祭を行った。

ささらを舞った鈴木隼さん(14)は「緊張した。今まで頑張って練習してきて、達成感がある」と話した。ささらの師匠、山形一浩さん(62)は「花園神社に関わる伝統を、踊った子たちは次の世代に語り継げると思う。今後も長い歴史を後世に伝えたい」と力を込めた。

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