茨城県議選取手市区 新人・佐野氏擁立 共産県委
12月に予定される茨城県議選で、共産党県委員会(上野高志委員長)は12日、第2次公認候補として、取手市区(定数2)に、新人で同市、産業カウンセラー、佐野太一氏(53)を擁立すると発表した。県議選の同党公認候補は3人目。
佐野氏は東京都出身。2018年から約4年間、龍ケ崎市内の一般社団法人代表理事を務め、「生理の貧困」など女性の支援活動を行っている。佐野氏は格差対策、ジェンダー平等など「困っている人の切実な声を形にしたい」と話した。
同党は水戸市・城里町区(定数6)に江尻加那氏(48)、つくば市区(同5)に山中泰子氏(70)の現職2人を第1次公認候補とした。取手市区は定数減となった18年の前回県議選で議席を失っており、上野委員長は「現有2議席の絶対確保と、取手市区の議席奪還が目標」と述べた。