新型コロナ 茨城県教委、マスク指針通知 屋外会話なし「不要」
茨城県教委は24日、改定された政府の新型コロナウイルス対策の指針「基本的対処方針」について、市町村教委や各県立学校などに通知した。屋外で人との距離を取ることができない場合でも、会話をほとんどしない場合は「マスクの着用は必要ない」と明示した。
文部科学省から通知を同日受け、県内に周知した。体育の授業については、基本的にマスクは必要ないとする同省の学校衛生管理マニュアルを踏まえ、運動部活動での着用を「体育授業の取り扱いに準ずる」とした。競技団体の指針があれば、それに基づき判断するとしている。
学校生活でのマスク着用の考え方を巡っては、同省は追加で通知する予定で、今回含まれていない登下校時の対応についても示される可能性がある。県教委策定の学校向けガイドラインは、通知を参考に改定を検討する。