茨城・ひたちなか市長選 鈴木市議が出馬へ
任期満了に伴い11月13日告示、同20日投開票の茨城県ひたちなか市長選で、新人で市議の鈴木一成氏(53)=自民=が7日、無所属で立候補する意向を明らかにした。茨城新聞の取材に、「新型コロナウイルスの影響で大きな制約と我慢を強いられ、市民生活は停滞している。市政の大転換を図り、危機的状況を改善したい」と述べた。
取り組みたい政策として、①市財政の健全化②地元経済の振興③シニア世代が安心して暮らせるまちづくり④防災・防犯対策の強化-など6項目を挙げた。
鈴木氏は同市出身。東京経済大卒。国会議員秘書などを経て2011年の市議選で初当選し、現在3期目。19年11月から21年12月まで市議会議長を務めた。
同市長選を巡り、当選1回の現職、大谷明氏(49)は態度を明らかにしていない。