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ナレーターに高校生起用 茨城・龍ケ崎市選管「大切な一票、投票を」

参院選の啓発で音声の収録に臨む古沢結菜さん(手前)と桑山さくらさん(奥)=龍ケ崎市役所
参院選の啓発で音声の収録に臨む古沢結菜さん(手前)と桑山さくらさん(奥)=龍ケ崎市役所


若者の声で投票率アップ-。22日公示、7月10日投開票が想定される参院選で、茨城県龍ケ崎市選挙管理委員会は14日、市内にある愛国学園大付属龍ケ崎高の生徒をナレーターに起用し、投票を促す呼びかけを録音した。選挙期間中に市役所本庁舎や出張所のモニターで、啓発映像とともに放映する。生徒たちは「メッセージが届けば」と期待を込めた。

市選管によると、直近の国政選で市内の投票率は51.68%(衆院選)と45.12%(参院選)だった。このうち10、20代の投票率は20~30%代と低調気味。市選管は「若者の力を借りて、若年層はもちろん、全体の投票率向上を図りたい」と対策を打ち出した。打診を受けた同校は、オーディションを経て生徒2人を推薦した。

市役所放送室でこの日、音声収録があった。3年の古沢結菜さん(17)と1年の桑山さくらさん(15)は「大切な一票、投票しましょう!」とマイクに向かってよどみなく読み上げた。2人は「投票したいという気持ちになってほしい。まだ選挙権はないが、いずれしっかり投票したい」と語った。

啓発映像は15秒。7月1~8日、市関連施設のモニターで、約7分置きに流す予定だ。

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