JA茨城旭村 アールスメロン初出荷 品質に太鼓判
高級品種「アールスメロン」の出荷が1日、茨城県鉾田市造谷のJA茨城旭村(新堀喜一組合長)で始まった。今季も糖度、形状とも良質なメロンが収穫される見通しで、出荷は8月上旬をピークに11月上旬まで続く。
他品種が1本の苗から2~4個収穫するのに対し、アールスメロンは苗1本に1個しか実らせない。実をひもとフックでつるしたり、日焼けを防ぐため新聞で包んだりして大切に育てられる。
同JA青果物管理センターには同日、同市田崎、柳橋正夫さん(72)が収穫したメロンが運び込まれ、係員が目視で傷の有無などを確認。糖度を測定する光センサーを通った実が、次々と箱詰めされていった。
同JA営農販売課の野原薫さんは「今年も十分な糖度で、品質もいい」と出来に太鼓判を押した。同JAは今季、昨年並みの58万9千個の出荷を見込んでいる。