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茨城県産品で「キャンプ飯」 県・カスミ味の素 メニュー開発、PRへ

「いばらきキャンプ飯プロジェクト」を発表したカスミの伊神里美執行役員、大井川和彦知事、味の素の立野哲史関東支店長(右から)=県庁
「いばらきキャンプ飯プロジェクト」を発表したカスミの伊神里美執行役員、大井川和彦知事、味の素の立野哲史関東支店長(右から)=県庁


茨城県と食品スーパーのカスミ(つくば市、山本慎一郎社長)、食品大手の味の素(東京)は14日、県産食材を使ったキャンプ向けメニューを開発・発信する「いばらきキャンプ飯プロジェクト」を始めた。第1弾として茨城県が出荷量日本一を誇るピーマンを使ったメニューをPRしていく。

海、山、湖、川など豊かな自然に恵まれる茨城県には、全国1位となる163カ所のキャンプ場がある(2018年スポーツ庁調べ)。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、屋外で楽しめるキャンプは人気を集めている。

プロジェクトは茨城県のキャンプの魅力発信や県産食材の消費拡大が狙い。味の素が旬の野菜や同社の調味料などを使い、手軽に調理できるメニューを開発し、食材を扱うカスミが折り込みチラシなどでメニューをPRする。

第1弾はピーマンとサバのあえ物、豚肉とピーマンのホイル焼き、ピーマン焼きそばのレタス巻きの3種類。味の素の立野哲史関東支店長は「ワイルドなアウトドアにぴったりの調理法で、思い出に残るメニュー」と紹介。今後もレンコンやハクサイなど四季折々の旬の食材を使ったメニューを提案していく。

試食した大井川和彦知事は「キャンプの楽しみの食を県内の食材を使ってしっかりプロモーションしたい」、カスミの伊神里美執行役員は「県産品やキャンプ場の魅力発信により、地場産業の活性化に貢献したい」と話した。



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