日本子育て支援大賞 茨城・境町が受賞 無料の英語教育などが評価

子育てしやすい環境整備や地域社会づくりに取り組む企業や自治体を表彰する「日本子育て支援大賞」の自治体部門で、茨城県境町が表彰を受けた。同賞は全国の企業33社と境町など4自治体が受賞した。
同大賞は日本子育て支援協会が主催し、子育て中の両親や祖父母らが実際に使用、経験した商品やサービスへの評価を基に決める。表彰式が7月21日、千葉県浦安市内で行われ、橋本正裕町長は「子どもに投資し、子育て政策にしっかり取り組むことが日本の将来につながる。日本の子どもたちのために頑張っていきたい」とあいさつした。
同協会の吉田勝彦理事長は「(境町は)家庭環境に左右されず、小中学校や公営保育所で無料の英語教育が受けられる。朝や休み時間を利用して毎日45分、英語に慣れ親しむ時間を設定し、教育効果も上がっている」とし、「子どもを遊ばせながら両親が安心して仕事ができるコワーキングスペースも評価できる」と、町の取り組みをたたえた。