茨城・常陸太田市社協 助け合いの心育む 高校生16人 車いすバスケ体験
茨城県常陸太田市社会福祉協議会は7月27日、同市稲木町の西山研修所などで、中高生を対象にした福祉体験「中学・高校生福祉チャレンジ!スクール」を開催した。市内外の高校生16人が参加。車いすバスケットボールを体験し、点字や手話などを学んで、福祉への興味や障害者などに対する助け合いの心や思いやりの心を育んだ。
第1部は日本財団パラスポーツサポートセンター主催の「あすチャレンジ!スクール」。山吹運動公園体育館で車いすバスケの元日本代表キャプテン、根木慎志さんと一緒に車いすバスケを体験した。根木さんがシュートなどを披露した後、4チームに分かれて車いすバスケ専用の車いすでゲームを楽しんだ。生徒たちは慣れてくるとパスを通し、シュートも決めていた。
講話では突然の交通事故で車いす生活となったことや車いすバスケとの出合いなどを紹介し、「ある一部を見て全てを決めつけないで。違いを認め合い、皆が輝く社会になってほしい」と呼びかけた。
第2部では3班に分かれ、手話と点字を学び、アイマスクや高齢者疑似体験をした。どの体験でも学んだことを生かすゲームが取り入れられ、点字のしりとりや目隠しをしてかき氷の味を当てるなど、楽しみながら福祉について考えた。
高校2年の初瀬菜々美さん(16)は「バスケをしていたので車いすバスケに興味があった。軽くて操作しやすく楽しかった」と笑顔を見せ、福祉体験では「高齢者の大変さを実感した。祖父と一緒に暮らしているので、もう少し気を使って暮らしていきたい」と話した。
市社協の笹川雅之事務局長は「福祉を体験して地域で生かしてもらう目的で実施した。自主的に取り組んでもらったので、今後に生かしてもらえれば」と期待した。
第1部は日本財団パラスポーツサポートセンター主催の「あすチャレンジ!スクール」。山吹運動公園体育館で車いすバスケの元日本代表キャプテン、根木慎志さんと一緒に車いすバスケを体験した。根木さんがシュートなどを披露した後、4チームに分かれて車いすバスケ専用の車いすでゲームを楽しんだ。生徒たちは慣れてくるとパスを通し、シュートも決めていた。
講話では突然の交通事故で車いす生活となったことや車いすバスケとの出合いなどを紹介し、「ある一部を見て全てを決めつけないで。違いを認め合い、皆が輝く社会になってほしい」と呼びかけた。
第2部では3班に分かれ、手話と点字を学び、アイマスクや高齢者疑似体験をした。どの体験でも学んだことを生かすゲームが取り入れられ、点字のしりとりや目隠しをしてかき氷の味を当てるなど、楽しみながら福祉について考えた。
高校2年の初瀬菜々美さん(16)は「バスケをしていたので車いすバスケに興味があった。軽くて操作しやすく楽しかった」と笑顔を見せ、福祉体験では「高齢者の大変さを実感した。祖父と一緒に暮らしているので、もう少し気を使って暮らしていきたい」と話した。
市社協の笹川雅之事務局長は「福祉を体験して地域で生かしてもらう目的で実施した。自主的に取り組んでもらったので、今後に生かしてもらえれば」と期待した。