竜神峡に涼しげ音色 茨城・常陸太田 風鈴まつり、7日開幕

茨城県常陸太田市の竜神大吊橋で7日開幕する「竜神峡風鈴まつり」を前に、約1000個に上る風鈴の飾り付けが4日、行われた。猛暑が続く中、涼しさを感じてもらおうと、市観光物産協会などが初めて開く。企画運営する水府まつり実行委員会のメンバーらが参加し、長さ375メートルの橋欄干に木製の脚を設け、約830個を飾り付けた。物産センターのテラスや竜神カフェなどにも計100個つるした。
ガラス製の風鈴は金魚や花火、アジサイなどが描かれている。大吊橋の入り口には岩手県や富山県、福井県などの変わり種風鈴約100個も飾られた。木村隼人実行委員長は「涼を届ける新たな試み。絶景と竜神峡の風を感じてほしい」と期待する。
会期は21日まで。13日には物産市スペース特設会場で、風鈴絵描き体験が行われ、先着40人で無料。問い合わせは同協会(電)0294(72)8194。