玉ねぎ
食べることは一生のことです。食の大切さや知識をお子さまに伝えるべく、楽しみながら、親子一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
食べるだけでなく、調理の過程を知ることも大切です。五感(見る・聞く・味わう・嗅ぐ・触れる)で感じてみましょう。食材に触れると「つるつる」「ざらざら」「ぼこぼこ」。食材の特徴が指先に直接伝わってきます。野菜を切ってみると、硬い食材は押して、肉などの柔らかい食材は引いて切るなど、切り方のこつがつかめます。
玉ねぎを炒めると、初めは辛みの香りがして目が痛くなります。さらに炒めると、甘い香りに変わります。音の変化はどうでしょう? 初めは「ジャー」、水分がなくなってくると「シャー」に。香りと音の変化を感じてみましょう。
毎日作る食事ですが、お子さまと作ってみると新たな発見が生まれてくるかもしれません。完成した後は食べながら五感を語り合う。そんなだんらんも格別です。