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1対1の会話で英語力 茨城・常陸太田 小学生、ALTと交流

ファストフード店のメニューを見ながら店員役のALTに英語で注文する児童たち=常陸太田市稲木町
ファストフード店のメニューを見ながら店員役のALTに英語で注文する児童たち=常陸太田市稲木町


茨城県常陸太田市教育委員会は夏休み期間を利用して、市内の小学校6年生を対象にした英語交流活動「English Day Camp」を実施している。外国人ALT(外国語指導助手)らとのゲームや英語ロールプレイなどを通して児童の英語への関心や意欲を高め、コミュニケーション能力向上を図ることが狙い。

昨年に続く取り組みで、今年は新たにALTと1対1で会話をする英語ロールプレイを企画し、釣り堀やファストフード店での注文などを体験した。ほかに六つのブースを回りながら昔遊びやクイズ、ゲームをして楽しく英語力のアップに取り組んでいる。

市立峰山小の6年生44人は2日、同市稲木町の西山研修所で体験。ロールプレイは釣り堀で釣ってほしい魚を児童が英語で言い、別の児童が指定された魚を釣り上げられれば正解。ファストフード店ではメニューに示された商品を店員役のALTに注文した。

中村理央君(12)は「習ってない単語も出てきたが、先生たちからヒントをもらいながら取り組んだ。体験を生かし外国の人が困っていたら声をかけたい」と感想。中村茉那さん(12)は「英語が苦手だったので参加した。英語を楽しく感じることができた」と満足そうだった。

市教育委員会の大藤一也さんは「各学校で活動しているALTなので、いろんな場面で英語で会話したり、話しかけられるように英語力を高めていってほしい」と期待した。



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