地域とアートつながる 茨城・日立 「星と海の芸術祭」開幕
若手芸術家と地域住民による団体「おおみかアートプロジェクト」が企画する「星と海の芸術祭」が11日、茨城県日立市のJR大甕駅周辺地域で開幕した。芸術家と地元ものづくり企業が連携して制作した大きな立体作品など16点が展示され、人々を楽しませている。28日まで。
芸術祭総合ディレクターの東弘一郎さん(24)を含む計9人の芸術家が参加。同駅西口駐車場と久慈漁港・久慈浜海水浴場をメイン会場とし、周辺各所の屋外などに作品を展示している。
東さんと地元住民の島田洋次さん(72)たちが、芸術を通して地域を盛り上げようと昨年から準備を進めてきた。東さんの「無限車輪」は自転車の車輪を多数組み合わせ、こぐことで全ての車輪が連動する作品。関田重太郎さんの「Z軸の地切り」は木造家屋の屋根と柱の一部を切り取り、別の場所に展示した。いずれも地域の製造業や工務店などが制作に協力した。
東さんは「地域の風土や歴史も参照して制作し、どれも見応えのある作品になった。鑑賞を機にまちなかに出て、地域につながってもらえれば」と話している。作品鑑賞料は千円。28日までの会期中はワークショップや解説付きの鑑賞ツアーなども実施する。
芸術祭総合ディレクターの東弘一郎さん(24)を含む計9人の芸術家が参加。同駅西口駐車場と久慈漁港・久慈浜海水浴場をメイン会場とし、周辺各所の屋外などに作品を展示している。
東さんと地元住民の島田洋次さん(72)たちが、芸術を通して地域を盛り上げようと昨年から準備を進めてきた。東さんの「無限車輪」は自転車の車輪を多数組み合わせ、こぐことで全ての車輪が連動する作品。関田重太郎さんの「Z軸の地切り」は木造家屋の屋根と柱の一部を切り取り、別の場所に展示した。いずれも地域の製造業や工務店などが制作に協力した。
東さんは「地域の風土や歴史も参照して制作し、どれも見応えのある作品になった。鑑賞を機にまちなかに出て、地域につながってもらえれば」と話している。作品鑑賞料は千円。28日までの会期中はワークショップや解説付きの鑑賞ツアーなども実施する。