全国高校野球選手権大会 明秀日立8強ならず 監督が選手をたたえる
第104回全国高校野球選手権大会第10日は15日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦4試合が行われ、茨城代表の明秀日立は仙台育英(宮城)に4-5で逆転負けを喫し、2016年常総学院以来の県勢6年ぶりとなる8強入りはならなかった。
明秀日立は二回に武田一渓の中前適時打で先制。三回は4番石川ケニーの右前打、四回には武田の左翼ポール際の本塁打、六回は平野太智のスクイズで加点し、六回を終え2点をリードした。
投げては石川と猪俣駿太が3度ずつマウンドに上がる継投で、仙台育英打線をかわそうとしたが、七回1死満塁から連続押し出し四球で追い付かれ、中犠飛で勝ち越しを許した。
試合後、金沢成奉監督(55)は「悔しいが、選手たちはよくやってくれた」とたたえた。
▽3回戦
明秀日立 011101000|4
仙台育英 00110030x|5
(明) 石川、猪俣、石川、猪俣、石川、猪俣ー伊藤
(仙) 湯田、古川、斎藤蓉、高橋ー尾形
▽本塁打 武田(明)
▽二塁打 石川2、猪俣、伊藤(明)遠藤、高橋(仙)
▽犠打 平野(明)橋本、山田2、尾形、岩崎、森(仙)
▽盗塁 本坊、武田(明)
▽失策 平野、小久保(明)
▽暴投 猪俣(明)高橋(仙)
▽試合時間 2時間47分
▽審判 前坂、三宅、山本、小林
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