コンクリ片投げられフロントガラス破損 境署、器物損壊で捜査
茨城県境町と千葉県にまたがる境大橋で15日夜、千葉県野田市、会社員、男性(43)の乗用車が、対向車からすれ違いざまにコンクリート片を投げられフロントガラスを破損する被害を受けていたことが18日、分かった。茨城県警境署は同日、男性の被害届を受理し、器物損壊事件として捜査している。
被害男性によると、男性は15日午後9時ごろ、境大橋を境町から千葉県野田市方面に走行していた際、前面ガラス右側に大きく亀裂が入った。ドライブレコーダーには黒色とみられる車から人の腕が何かを投げる様子が映り、現場の路肩でコンクリート片が見つかった。
男性の車内はガラス片が飛び散った。男性は目に違和感を訴え、医師に全治1週間と診断されたという。男性は「少しでもずれたらコンクリート片が車内に直接飛び込んだかもしれない。正気の沙汰とは思えず、犯人には早く捕まってほしい」と話した。