茨城県選抜中学校野球 下妻東部が初V報告 主将ら下妻市長表敬

第47回茨城県選抜中学校野球大会(茨城新聞社、つくば市スポーツ協会主催)で初優勝を飾った茨城県下妻市立東部中(市村英二校長)の軟式野球部の選手や学校関係者が19日、同市本城町の市役所を表敬訪問し、菊池博市長や広瀬栄市議会議長、中山均市教育長に報告した。
訪れたのは市村校長や同部監督の沼田拓教諭、鵜沼晃平主将ら3年生15人。大会はつくば市のさくら運動公園野球場などで7月30、31日、8月2、3日の4日間、32チームが参加して行われた。
同中は1、2回戦を逆転勝ちし、準々決勝は不戦勝。最終日の3日は、準決勝を延長タイブレークの末、波崎三に2-1で勝利。決勝は勝田二に4-0で完封勝ちし、計4試合で12得点3失点という投打に安定した戦いぶりを発揮した。沼田監督は「体調不良者を出さないことに気を使いながら戦った」と振り返った。菊池市長は「暑く、厳しい環境の中で優勝を勝ち取り非常にうれしく思う」とたたえた。
部員は29人を数え、今回3年生中心で臨んだ。捕手の鵜沼主将は「みんなで楽しくやろうと、チームの雰囲気が良かった」と述べ、先発の栗原勇翔選手は「プレッシャーはなかった。暑かったが投げられるところまで投げた」と話した。抑え役の笠嶋瑛斗選手は「集中して投げた。みんなで勝ちたいと思い、うれしかった」と喜びを語った。
同中は7月の県中学総体3位。今月中旬に行われた水戸市長旗第12回東日本少年軟式野球大会で準優勝した。