茨城県議選 参政党、10人擁立目指す 神谷副代表が水戸で講演
参政党の神谷宗幣副代表は23日、水戸市内で、茨城新聞の取材に対し、「地方に組織がないと強い国政政党にならない」と話し、12月に実施が見込まれる茨城県議選に10人前後の擁立を目指していると明かした。県内組織を固めるとともに順次候補者を決める。擁立する選挙区については、7月の参院選で得票の多かった市町村を中心に検討していると説明した。
同党は参院選比例代表で1議席を獲得。全国で176万票を獲得し、公選法と政党助成法の政党要件を満たした。来春の統一地方選には全国で500人の擁立を目標に掲げている。
この日、神谷氏は支持者向けに講演し、結党の経緯や党の方針などを説明。地方の組織づくりを進め、党勢拡大を図ると強調した。