那珂市長・先﨑氏 再選へ出馬表明 茨城
23年2月12日に任期満了を迎える茨城県の那珂市長選で、現職の先﨑光氏(64)が25日、再選を目指し、無所属で立候補すると表明した。同市長選で出馬表明は初めて。
先﨑氏は定例記者会見で「市の発展性はまだまだある。恵まれた立地を生かして、資源を磨き上げ、財政を強くし、その果実を教育や福祉につなげたい」と述べた。
主な施策として、交流施設コミュニティーセンターの建設や、国道118号の4車線バイパス化の整備促進のほか、常磐自動車道那珂インターチェンジ周辺開発として道の駅整備などを挙げた。東海第2原発の再稼働問題については「住民の安心や安全を考え、責任を持って判断できるように準備を進める」と話した。
旧瓜連町議や那珂市議、県議2期を経て、2019年の市長選で、無投票で初当選した。