2023年5月28日の任期満了に伴う水戸市長選で、現職の高橋靖氏(57)が12日、4選を目指して無所属で立候補すると市議会で表明した。同市長選への出馬表明は初めて。

3期目を振り返り「中核市に移行し、新型コロナウイルスへのきめ細かな対応ができた」と強調。一方、地域医療構想の確立や健康増進策の充実、インバウンド(訪日客)の観光推進など、コロナ禍で十分に取り組めなかったとして「責任を果たさず職を離れることは、政治家としてのポリシーから外れる」と述べた。

主な政策として、教育の充実、安心安全のまちづくり、経済活性化を挙げ、子育て支援には「集中投資したい」と語った。袴塚孝雄氏(魁、水戸)と黒木勇氏(公明党市議会)の質問に答えた。

高橋氏は市議3期、県議2期を経て2011年の市長選で初当選。当選3回。