ジャガイモ
9月は夏の疲れが出やすい時期です。ジャガイモ料理で身体の内側から肌と胃腸をいたわりましょう。ジャガイモは100グラム中21ミリグラムのビタミンCを含みます。このビタミンCはでんぷん質に守られ壊れにくく、体内のコラーゲン合成に関わったり、肌荒れを防いでくれたりします。さらに、水に溶けない食物繊維を含むので、腸内で水分を蓄えて膨らみ、便を出しやすくする働きがあります。消化の良いでんぷん質なので、体調が優れない時でも安心して召し上がれます。健康維持のためにはイモ類を1日に100グラムは取りたいところです。
ジャガイモは別名、馬鈴薯(ばれいしょ)といいます。中国語に由来しており、馬に付ける鈴に似ていることからこう呼ばれるようになりました。春先に出回る新ジャガイモは水分を多く含み皮が薄く柔らかいので、風味が落ちる前に早めに調理します。対して通常のジャガイモは土の中の養分を十分に吸収し、でんぷん質が豊富な状態で収穫されるので、ホクホクとした食感が特徴です。