茨城・日立市 ラグビーで地域活性化 サンネクサスと協定

協定を結んだ小川春樹市長(右から3人目)と大林荘一郎部長(同4人目)ら日立サンネクサス茨城の選手スタッフ=日立市役所
協定を結んだ小川春樹市長(右から3人目)と大林荘一郎部長(同4人目)ら日立サンネクサス茨城の選手スタッフ=日立市役所
社会人ラグビーの地域リーグで活躍する日立サンネクサス茨城と茨城県日立市は16日、相互連携に関するホームタウン協定を締結した。ラグビーを通じたまちの活性化や子どもたちの教育、健康増進など、地域に密着した活動を推進する。同市がスポーツクラブとホームタウン協定を結ぶのは今回が初めて。

サンネクサスの前身は1934年創部の日立製作所ラグビー部。これまでは同社の体育会組織の一つだったが、チーム強化を目的に運営体制を見直し、7月に一般社団法人「日立サンネクサス」に移行。地域に根差したチームづくりを掲げ、市にホームタウンを申し入れていた。

協定書によると、両者は地域の活性化を目指し、教育・文化やスポーツ振興、青少年の健全育成、観光振興、市民交流、まちづくり、情報発信や広報、市内での公式戦の会場利用などで協力する。

同日、市役所で開かれた協定締結式で、小川春樹市長はかつて県立日立一高ラグビー部が県内公式戦111連勝したことに触れ、「市民はラグビーに思いを持っている。ぜひリーグワンを目指してほしい」と期待した。

サンネクサスの大林荘一郎部長は、ファン獲得へ結果を重視しつつ、自己犠牲の精神を養えるラグビーを通じた教育分野での協力を例に挙げ「地域活動の幅を広げながら、地域に愛されるチームにしていきたい」と意欲を示した。

チームは現在、社会人ラグビーのトップイーストリーグBに所属。11日にひたちなか市で開かれた開幕戦に勝利し、リーグA昇格へ向けて好発進した。今後のリーグ戦ホーム試合は10月23日と11月13日に日立市民運動公園で行う。

協定締結に立ち会った共同キャプテンの古瀬凛之佑選手(25)は「市民に寄り添った活動でラグビーの魅力を広げていければ」、依田朋己選手(24)は「地域に元気を与えられるチームになりたい」と意気込みを語った。

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