《秋季関東高校野球茨城県大会》2回戦 常総学院 接戦制す
■池田、勝ち越し打
夏は初戦敗退だった常総学院。新チームの県大会初陣は、苦しみながらも接戦を制した。
夏の敗退後は緻密な野球を再確認してきたという。小技やサインプレーのミスをなくすなど「当たり前のことを当たり前にやる」ことを全員が意識してきた。
この日は茨城の好投手・佐藤由宇(2年)を前に七回を終えて1-1と苦戦。ただ、毎回のように着実に走者を得点圏へ進めた。すると、終盤の八回1死二塁。池田翔吾(1年)が「走者を進めるために右方向に、とにかくつなぐ意識で打った」と右越え二塁打を放ち、勝ち越した。
初戦を粘り勝ちし、3回戦の岩瀬日大戦へ臨む。池田は「波に乗れたので、次も自分たちの野球ができるはず」と自信を深めた様子だった。
■常総学院・飯塚遥己投手(2年)
初戦の緊張はあったが、自信を持って向かっていくことだけを意識した。次はもっとコースに厳しい球を投げられるようにしたい。
■常総学院・島田直也監督(52)
投手陣がしっかり抑えて流れを持ってきてくれた。秋はとにかく勝つことが大事。接戦をものにしていきたい。
◇笠間市民=第1試合
▽2回戦
茨城 000100000│1
常総学院 10000002×│3
▽二塁打 小林悠、秋山、池田
▽暴投 佐藤由
▽ボーク 諸星
▽試合時間 2時間23分
▽審判 神保、伊藤歩、間中、中村
茨城 打安点振球
⑧ 小林悠 42010
④ 永冨 40020
⑤ 冨田 41000
① 佐藤由 40010
② 粕谷 41000
③ 佐藤遼 41020
⑨ 江沼 20021
H 佐藤洋 10000
⑥ 荻原 41000
⑦ 平川 20001
犠盗失併残
00007336082
常総学院打安点振球
⑥ 山崎 10003
④ 立野 30010
⑤ 石井 40020
③ 武田 32001
⑦ 秋山 42000
⑨ 近藤 20000
9 佐伯 10010
⑧ 池田 31121
② 土屋 22001
① 飯塚 00001
1 諸星 10000
H 川上 00100
1 小林 00000
犠盗失併残
50209247267
投手 回数打安振球失
佐藤由8 367673
飯塚5 204501
諸星3 122320
小林1 30000