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茨城・鹿島神宮 屋根のふき替え進む 弊殿・拝殿 ヒノキ皮18万枚使用

弊殿・拝殿の屋根ふき替えが進む鹿島神宮=鹿嶋市宮中
弊殿・拝殿の屋根ふき替えが進む鹿島神宮=鹿嶋市宮中


「令和の大改修」が進められている鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中、鹿島則良宮司)で、「弊殿・拝殿」屋根のふき替え作業が進んでいる。ヒノキの皮を敷き詰める「檜皮(ひわだ)ぶき」で行われ、使用するヒノキ皮は計18万枚。作業は来年4月まで続く予定。

弊殿・拝殿は1619(元和5)年、江戸幕府2代将軍徳川秀忠が本殿や石ノ間とともに寄進造営。権現造りの先駆的形式を示す建造物として評価されており、国指定重要文化財となっている。

それぞれの屋根は前回(1994年)の修繕から28年が経過し、腐食やコケの繁殖が見られるなど劣化が進行。工事では、屋根面積約300平方メートルにヒノキ皮を敷き詰め、三間社流造の曲線美を表現する。

材料となる樹皮は、奈良県や和歌山県など主に近畿地方で採取した。1枚の大きさは縦75センチ、横15センチ、厚さ1.5センチ。水で濡らした後、約1センチずつずらして重ね、竹くぎを打って固定する。

弊殿と拝殿の屋根ふき替え終了後は、屋根の端を飾る鬼板の塗り直しや装飾の修繕などを行う。2024年には、楼門の改修が始まる予定。



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