プレデスティネーションキャンペーン開幕 「茨城体験」観光定着へ 12月まで 企画100超、魅力発信

団体臨時列車でホームに到着したサイクリング客を出迎える(左から)小川一路JR水戸支社長、デヴィ夫人、大井川和彦知事=JR水戸駅
団体臨時列車でホームに到着したサイクリング客を出迎える(左から)小川一路JR水戸支社長、デヴィ夫人、大井川和彦知事=JR水戸駅
2023年秋の観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」に先立ち、前年に実施する「プレDC」が1日、開幕した。10~12月の3カ月間、豊かな自然や体験の場を生かした100を超す企画を用意。茨城県だからこそ楽しめる体験型観光の定着を目指し、全国に魅力を発信する。

DCはJRグループ6社や自治体、観光業者が連携し、全国から誘客する国内最大規模の観光キャンペーン。茨城県では02年4~6月以来、約21年ぶりとなる。前年と翌年の同時期にはプレDCとアフターDCに取り組む。

茨城DCのテーマは「アウトドア」「食」「新たな旅のスタイル」の3本柱。近年人気のキャンプ、サイクリングをはじめ、大子町でのおやき作り体験など、他県との違いを際立たせることを目指し市町村などが挑戦する企画が期間中に楽しめる。

開幕イベントが同日、水戸市宮町のJR水戸駅で開かれた。プレDCのキャッチコピー「体験王国いばらき」の女王としてタレントのデヴィ夫人を迎え、自転車を持ち込める団体臨時列車のサイクリング客を出迎えた後、テープカットで開幕を祝った。

大井川和彦知事は「コロナ禍で観光地に行けなかった思いを解放できる企画を用意した。茨城の山や海の恵み、食を楽しんでもらえれば」と意気込んだ。デヴィ夫人は「茨城ほどアウトドアを楽しめる所はない。人も温かみを感じる」と来県を呼びかけた。

プレDCの目標は、観光消費額がコロナ禍前の3割増に当たる850億円、入り込み客数が1780万人。コロナ禍の影響を受ける観光需要の早期回復にも期待がかかる。

JR東日本水戸支社の小川一路支社長は「茨城の潜在能力は高い」と期待感を示した。

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