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茨城県選手、活躍誓う 障スポ結団式 4年ぶり大舞台

選手宣誓で活躍を誓う小池くるみ選手=県庁
選手宣誓で活躍を誓う小池くるみ選手=県庁


栃木県で29日に開幕する「第22回全国障害者スポーツ大会」茨城県選手団の結団式が7日、水戸市笠原町の県庁で開かれた。2019年の東日本台風(台風19号)や新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となる。大舞台を前に選手たちは「練習の成果を発揮したい」と活躍を誓った。

選手団は、障害者の家族らでつくる「県手をつなぐ育成会」の永井立雄会長を団長に、県大会で優秀な成績を収めた選手59人や監督、コーチなど役員45人の計104人で構成。選手は個人競技の陸上、水泳、卓球、アーチェリー、フライングディスク、ボウリング、ボッチャと、団体競技のバレーボールに出場する。

結団式で県福祉部の飯塚一政部長は「選手間の触れ合いや感動などさまざまな経験をしてほしい」と激励。永井団長に県旗を手渡した。選手宣誓で陸上競技の小池くるみ選手(15)は「茨城県代表として精いっぱい戦うことを誓います」と意気込みを述べた。

大会は障害者による国内最大のスポーツの祭典。全国から選手や役員約5640人が参加する予定。茨城県で国体の後に開催予定だった19年10月の「いきいき茨城ゆめ大会」は、台風の接近で全日程を中止した。20、21年もコロナ禍で延期や中止となっていた。

ボウリングに出場する奥拓哉選手(24)は「茨城大会は直前に中止となってしまい、とても残念な思いをした。今回こそ、これまで練習で積み重ねてきた力を出し切りたい」と、4年越しの大舞台に思いをはせた。

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