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茨城県高齢者スポーツ大会、5種目で1000人熱戦 笠松運動公園

市町村別でチームとなり、輪投げの競技を競う参加者=東海村船場の笠松運動公園の野球場
市町村別でチームとなり、輪投げの競技を競う参加者=東海村船場の笠松運動公園の野球場


スポーツを通じて、高齢者の健康増進と交流を図る「茨城県健康福祉祭いばらきねんりんスポーツ大会」が13日、ひたちなか市、那珂市、東海村にまたがる笠松運動公園で実施された。小雨が降る中、参加した60歳以上の高齢者約千人が輪投げやゲートボールなど5種目で熱戦を繰り広げた。

大会は27回目。県、県社会福祉協議会が主催。新型コロナウイルスの影響を受け、3年ぶりの開催。今回は下妻市を除く43市町村が参加した。

団体競技はゲートボール、クロッケー、ペタンク、輪投げの4種目で市町村別に対抗。個人競技は、グラウンドゴルフが行われた。参加者らは各競技場で、仲間を応援したり、拍手を送ったり、笑顔がはじけた。

参加者最高齢で北茨城市の井熊敏英さん(94)はゲートボール競技に出場。「約30年ぶりに(この競技に)参加した。多くの人と触れ合え、うれしい」と語った。輪投げ競技に初参加した、土浦市の久保田ふみさん(90)は「皆とわいわい盛り上がって競技するのが面白い。最高の出来」と笑顔を見せた。

ゲートボールとペタンクの上位各1チーム、グラウンドゴルフ上位6人は、来年10月、愛媛県で開催される「第35回全国健康福祉祭えひめ会(ねんりんぴっく愛媛2023)」に茨城県選手団として派遣される。



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