水戸市は21日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応する新ワクチンについて、接種間隔を5カ月から3カ月に短縮する国の方針を受け、予約開始日を前倒しにすると発表した。次の流行「第8波」やインフルエンザとの同時流行を見据え、市は早期接種を呼びかけている。

前倒しになるのは、5月17日以降に前回の新型コロナワクチン接種をした人の予約開始日。5月17日～7月23日までに従来株対応ワクチンを接種した人の予約開始日は10月31日だったが、27日午前10時からに変更。7月24日～9月18日までに接種した人は、11月7日午前10時から予約を受け付ける。それ以降に接種した人は、前回の接種日に応じて接種券を発送する。

接種対象は新型コロナワクチンを2回以上受けた12歳以上。接種間隔の短縮により、9月中に従来株対応ワクチンを接種した人も、年内に新ワクチンを接種できるようになる。