関東鉄道 水海道車両基地を公開 クレーン作業実演 茨城
関東鉄道は3日、創立100周年記念イベントとして、茨城県常総市水海道高野町の水海道車両基地を一般公開した。基地内では車両展示や整備用クレーンの作業実演などの企画を実施。鉄道ファンや親子連れが来場し、写真撮影などを楽しんだ。
来場者は、常総線水海道駅から出発する臨時列車で基地を訪れた。工場棟では、重さ約30トンもの車両を巨大なクレーンでつり上げ、移動させる作業を実演。来場者は迫力の場面を写真や動画に収めていた。このほか、かつて保線作業時に使っていた軌道自転車への体験乗車や、車両の写真を使いオリジナル定規を作るワークショップなどもあった。
東京から家族で訪れた小暮恵輔さん(40)は、子どもと一緒に軌道自転車に乗車し、「なかなか身近で乗る機会がなく、子どもも喜んでいる」と話した。