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心温まる県北の味 茨城・常陸大宮で「やまがた宿芋煮会」

関東一の大鍋で作られ提供された「やまがた宿芋煮会」=常陸大宮市山方の清流公園
関東一の大鍋で作られ提供された「やまがた宿芋煮会」=常陸大宮市山方の清流公園


「関東一のジャンボ大鍋」で作る茨城県常陸大宮市の「やまがた宿芋煮会」がきのう、同市山方の清流公園で4年ぶりに開かれた。台風やコロナ禍で中止が続き、秋の味覚を待ちわびた大勢の人で久慈川の河川敷はにぎわった。

約200人のスタッフが8000食分を準備した。後藤博史実行委員長ら調理担当が直径3・5メートルの大鍋にサトイモ900キロ、奥久慈しゃも肉100キロのほかゴボウ、こんにゃくなどの地元食材を次々に投入。約2時間かけて煮込んだ。

鍋から湯気が立ち、しょうゆの香りが周辺に漂う中、家族連れなどで長蛇の列ができた。1杯300円で芋煮を受け取った人たちは、川のせせらぎや山の紅葉を眺めながら、舌鼓を打っていた。家族3人で訪れた土浦市の下田陽一郎さん(66)は「大子に行く途中に偶然立ち寄った。県北の味が一度に楽しめる」と話していた。



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