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各党幹部 統一選を見据え舌戦 茨城県議選候補者応援に熱

茨城県議選告示後、初の週末を迎え支持を訴える、自民党の永岡桂子文科相=常総市、公明党の石井啓一幹事長=つくば市、国民民主党の玉木雄一郎代表=ひたちなか市、参政党の神谷宗幣副代表=鹿嶋市(左から)
茨城県議選告示後、初の週末を迎え支持を訴える、自民党の永岡桂子文科相=常総市、公明党の石井啓一幹事長=つくば市、国民民主党の玉木雄一郎代表=ひたちなか市、参政党の神谷宗幣副代表=鹿嶋市(左から)


茨城県議選告示後、初の週末を迎えた3日、各党幹部や大臣らが茨城県内で公認候補の支持拡大を訴えた。県議会で勢力を維持したい自民に対し、非自民は来春の統一地方選の前哨戦として議席拡大へ注力。ともに舌戦を繰り広げている。

自民党は永岡桂子文部科学相が県西地域で支持を訴えた。コロナ禍や物価高を念頭に「自民県議が働くことが皆さんの利益に直結する。どの候補が住みやすい社会にしてくれるか考えてほしい」と声を強めた。4日も同地域を回る予定。

公明党は石井啓一幹事長がつくば市内で演説。「皆さんの声を届けるため、市議、県議、国会議員の連携が取れていることが党の特徴。連携の鍵が県議。勝って初めて皆さんの力になれる」と訴えた。4日は山口那津男代表が茨城を訪れる予定。

国民民主党は玉木雄一郎代表がひたちなか、日立両市の街頭に立ち「県政でも国政でも人づくりに全力で取り組む」と呼びかけた。統一地方選での党勢拡大を視野に「茨城は北関東の拠点。県議選は絶対に落とせない」と力を込めた。

参政党は神谷宗幣副代表が鹿嶋市入り。茨城県の県議選で初めて公認候補を擁立し、「選択肢ができた。後は鹿嶋の人がどう受け止めるか」と訴えた。教育環境の充実を掲げ、現政権下で進む外国人労働者受け入れにも異を唱えながら「国を守る」と強調した。

今後は共産党の小池晃書記局長が4日、水戸市、つくば市で街頭演説を予定。立民は西村智奈美代表代行が5日に茨城を訪れる予定。2日の告示日には泉健太代表が県内入りした。



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