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新茨城県議 平均56・2歳 初当選、市議転身13人

新県議の年代別割合
新県議の年代別割合


新茨城県議62人の平均年齢は56・2歳となり、4年前から0・6歳上がった。年代別では50代が最も多く、60歳未満は全体の61%。今回、初当選を飾った新人は定数の4分の1に当たる15人で、このうちの多くは市議経験者。また、返り咲いた元職は3人だった。

最年長は海野透氏(自民、ひたちなか市区)と葉梨衛氏(同、美浦村・阿見町区)で79歳。最年少は金子敏明氏(無所属、かすみがうら市区)で34歳。次いで38歳の金子晃久氏(自民、常総市・八千代町区)と続いた。年代別にみると、30代が4人▽40代が15人▽50代が19人▽60代が15人▽70代が9人。

最多当選は海野氏の10回で、次いで葉梨氏が9回。このほか8回生が6人▽7回生が3人▽6回生が1人▽5回生が7人▽4回生が9人▽3回生が7人▽2回生が12人。

男女別では、男性56人に対し女性は改選前から1人増え6人となった。女性の党派別は自民、立民、維新、公明、共産、つくば・市民ネットワークで各1人。総務省の統計によると、全国の都道府県議の女性議員割合は11・8%(21年末現在)。茨城県は9・7%と全国平均を下回っている状況にある。女性の立候補者は12人と前回から5人増えた。

初当選した15人の平均年齢は51・2歳。初当選者のうち、市議からの転身は13人と多く、政治経験を積み県政に進出するケースが多く見られた。また、元職を含め市長経験者は、中山一生氏(無所属、龍ケ崎市・利根町区)、松田千春氏(同、潮来市・行方市区)の2人だった。



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