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いばらきイノベーションアワード 大賞に環境熱発電装置

大賞を受賞したGCEインスティチュートの後藤博史社長(左から3人目)ら=県庁
大賞を受賞したGCEインスティチュートの後藤博史社長(左から3人目)ら=県庁


先端技術を活用した茨城県内企業などの優れた新製品・サービスを表彰する第3回いばらきイノベーションアワードの授賞式が20日、県庁で開かれた。応募15件の中から、つくば市に研究拠点を構えるGCEインスティチュート(東京)の「温度差なしで永続的に発電する環境熱発電デバイス」が大賞に選ばれた。

同デバイスは、温度差を用いずに環境熱で発電する新しいシステムが特徴。将来的に電力・環境問題を解決する可能性のある技術として高く評価された。

授賞式では、大井川和彦知事から大賞、優秀賞の企業関係者に賞状が手渡された。「将来性を感じるイノベーションで質が高く、素晴らしい製品ばかり」と大井川知事。同社の後藤博史社長は「今後の期待値に対しての賞だと思っているので、責任感も強く感じている」と語った。

優秀賞には、ときわバイオ(つくば市)のiPS細胞を高効率で作製できる研究用試薬▽マテリアルイノベーションつくば(同)のグラフェン/カーボンナノチューブ複合材料▽エイゾス(同)の人工知能(AI)を使ったウェブアプリ-の計3点が選ばれた。



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