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茨城・常磐大 発電装置の販促探る ビジネスコンテスト 学生がアイデア

非常用発電装置の販売拡大について提案する常磐大の学生たち=水戸市見和
非常用発電装置の販売拡大について提案する常磐大の学生たち=水戸市見和


第6回常磐大ビジネスアイデアコンテスト(同大主催、いばらき中小企業グローバル推進機構協力)が21日、水戸市見和の同大で開かれた。総合政策学部経営学科3年の学生15人が5班に分かれ、茨城県日立市の電動機・発電機などを製造する堀田電機製作所(松本秀敬社長)が開発したLPガスを燃料とする非常用発電装置「RAIZIN(ライジン)」の販路拡大策について発表した。

優勝したのは、アフターフォローの充実で高付加価値化を図る視点で提案した平野涼香さん(21)、石川舞さん(20)、青木美優さん(20)の班。メンテナンス業務を担う代理店を新規に開拓し、県外にも拠点を置くことで技術者の不足を補い、販売促進にもつながると提案した。

準優勝の班は老人福祉施設に営業のターゲットを絞るよう発表。LPガスが長期保存が可能などの点を強調し、専従営業マン8人を配属、施設職員が容易に操作できるよう説明できる社内研修を実施し、年間11件の契約を獲得すれば、収支が安定すると提案した。

ライジンは汎用(はんよう)のLPガスボンベをつなぐだけで、発電を開始し、災害時にライフラインの非常用電源として使用が可能で、小型で高出力なのも特徴。

審査員長で県よろず支援拠点チーフコーディネーターの宮田貞夫さんは「どの班もアイデアに一貫性があり、仮説を持って現場にヒアリングを行っていた」と評価した。

松本社長は「どの班も分析をしっかりしていた。実際に社内の取り組みと重なっている提案もあり、参考にしたい」と感想を述べた。

優勝した班の石川さんは「今回のようなグループ活動でのディスカッションの経験を社会でも生かしていきたい」と話した。

学生らは授業の一環として4月から販売拡大策について調査していた。今後は3月末までに今回の発表を報告書にまとめる。



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