14日のバレンタインデーを前に、「MITO世界チョコレートフェスティバル」が2日、水戸市笠原町の茨城県庁で始まった。ベルギーやドイツなど世界10カ国約150種のチョコレートが並び、訪れた人は、個性豊かな数々の商品を吟味していた。5日まで。

フェスは今回で11回目。コロナ禍の影響で3年ぶりとなったステージイベントは、チョコレートの鏡開きがあり、水戸市出身のジャズボーカリスト、星野由美子さんによる新テーマ曲が披露された。売上金の一部は知的障害者の支援に充てる。

会場には各国の珍しいチョコレートのほか、老舗和洋菓子店「大高かおる堂」(茨城県日立市)や花畑牧場(北海道)のチョコレートが並んだ。茨城町の保育士、千葉知枝さん(33)は「コンビニで買えないものばかり。職場で分け合って食べたい」と、フランス産のチョコなどを手に取っていた。