切り干し大根
年間通じて一定の収穫があるダイコン。ハレ(祝い)の日やケ(日常)の日問わず、日々の料理によく使われる野菜の一つです。県内には、稲敷市浮島やひたちなか市金上、水戸市青柳など、それぞれの風土で昔から作られてきた、個性ある品種が存在します。
秋から冬にかけて取れたダイコンを千切りにし、寒風にさらして乾燥させたのが、切り干し大根です。長期保存が可能で、食べたいときにすぐ使うことができるので、おかずをもう1品増やしたいときや防災食にも重宝します。
また、乾燥させることで甘みとうまみ、栄養素がギュッと詰まっています。水に溶けない食物繊維を多く含むため、腸の働きを刺激して便のかさを増し、便通をよくする効果もあります。煮物1杯分で、キャンディータイプのプロセスチーズ2個分のカルシウムを取ることができます。
素朴な味わいの中にも、ぬくもりが感じられる切り干し大根を気軽に味わってみてください。