カブ



春の足音が聞こえてきました。今回ご紹介するのは春らしさを意識した料理です。「イチゴかぶら」は、カブの根と葉を使うことで彩りだけでなく緑黄色野菜の栄養も取ることができます。
昔からカブは胃腸の病に効果があるとされますし、根は生食でいただきますので、イチゴと合わせ、たっぷりのビタミンCが摂取できます。味付けに甘酒を使っていますので栄養バランス的にも優れた一品です。見た目も爽やかで自然な甘みが食欲をそそります。
もう一品の「イワシのヴァプール」は梅酢とダイコンを加えることで、臭みを抑えさっぱりといただけます。ヴァプールとはフランス料理用語で「蒸すこと」。イワシには、EPAやDHAという優れた働きをする不飽和脂肪酸が含まれます。血液サラサラ効果が期待でき、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも含有され相乗効果が期待できます。内臓を落とせば調理も簡単ですからお試しください。