次の記事:大井川知事「記憶一切ない」

海の動物、間近で観察 茨城県大洗水族館にバルコニー新設

リニューアルされたオーシャンテラスでアシカの姿を見る来館者たち=大洗町磯浜町
リニューアルされたオーシャンテラスでアシカの姿を見る来館者たち=大洗町磯浜町


アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県大洗町磯浜町)は21日、屋外エリアを新名称「オーシャンテラス」としてリニューアルオープンする。飼育舎の屋上にバルコニー(約320平方メートル)が新設された。太平洋を一望できるだけでなく、飼育されるペンギンやアシカを周囲360度から間近に観察できるよう工夫されている。

20日、報道陣向けに内覧会が開かれた。藤森純一館長は「動物たちと目線の合う位置まで距離感を縮められた。幅広い層の方に楽しんでいただきたい」とリニューアルの狙いを話した。

新設バルコニーからは、飼育されているフンボルトペンギンやカリフォルニアアシカ、ミナミアメリカオットセイをつぶさに観察できる。アシカとオットセイの水槽には水上までせり出したステージが新設され、プールに飛び込む動物の様子を、より近くから見られるようになった。

イルカとアシカのパフォーマンスが行われるオーシャンシアターは、アシカ専用のエキサイティングステージ(約16平方メートル)が設置された。アシカの表情が具体的に分かる距離で迫力満点のパフォーマンスを楽しめるよう、ステージが従来より客席側に約3メートルせり出す形に変えられた。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース