茨城・常陸大宮 シバザクラ色鮮やか

茨城県常陸大宮市小舟の「やすらぎの里公園」近くの個人が所有する畑一面に、色とりどりのシバザクラが咲き、見頃を迎えている。
休耕していた畑に同所、内田達也さん(68)、尚子さん(67)夫婦が約20年前から植え始め、年々拡大。今では隣家も参加して約1ヘクタールにも及び、癒やしスポットになっている。
「雑草防止にグランドカバーとして始めたが、株をちぎって増やしたり、色違いの苗を植え加えたり、広がるのが楽しみになった」と内田さんは話す。
見頃のピークは今月中旬ごろで、森林を背景に、山際の斜面には菜の花も咲き、コントラストを演出している。
畑は道路沿いに広がる。市が2年前、木製の見晴らし台を設置した。1日午前、車や自転車で道行く人が足を止め一休みしたり、千葉県や市内から訪れてスマホで写真に収めたり、景色を楽しむ姿が見られた。