茨城・鉾田 JA茨城旭村 オトメメロン初出荷

全国有数のメロン産地、茨城県鉾田市のJA茨城旭村(新堀喜一組合長)で5日、春メロン「オトメメロン」の出荷が始まった。約6千ケースが、首都圏など全国9カ所の市場に送られた。
今年は好天に恵まれて気温も高かったため、例年より生育が早く、この日は通常より多い5農家から、同JA青果物管理センター(同市造谷)にメロンが持ち込まれた。同JAメロン部会員らが大きさや網目などの出荷規格を確認後、光センサーで糖度を検査し、等級ごとに箱詰めされた。
オトメメロンは果肉が緑色でさわやかな甘さが特長。同JAではほかに、アンデスやクインシーなどを扱い、7月まで約100万ケースの出荷を見込む。同部会長の箕輪哲也さん(58)は「甘くておいしいメロンができたので、ぜひ手に取ってもらいたい。30分ほど冷やすとよりおいしく食べられる」と話した。