赤いメロン初出荷 糖度高く 茨城・鉾田
全国有数のメロンの産地、茨城県鉾田市のJAほこた(内田政輝組合長)は10日、春メロンを初出荷した。同市徳宿の同JA中央野菜選荷場から、主力品種「なだろうレッド」約200ケース(1ケース5キロ)を首都圏の市場などに送り出した。
なだろうレッドは、赤身で糖度が高く滑らかな舌触りが特長。持ち込まれたメロンは、検査員により糖度や形、ネットの張りなどが確認された。同JAでは、ほかにイバラキング、アンデス、クインシーなどを扱い、全国8ケ所の市場に出荷する。
出荷は5月中旬~6月下旬にピークを迎える。今季は約73万ケースの出荷を見込む。同JA販売2課の机友久課長は「ネットのきめが細かく、糖度も基準を満たしている。生育が順調と聞いているので、多くの人に鉾田のおいしいメロンを届けたい」と品質をアピールした。