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茨城・取手市長に中村氏 投票率最低 新人対決制す

取手市長選で初当選を決め、万歳三唱する中村修氏=23日午後7時40分ごろ、取手市小文間
取手市長選で初当選を決め、万歳三唱する中村修氏=23日午後7時40分ごろ、取手市小文間


茨城県取手市長選は、無所属新人で元県議の中村修氏(61)=自民、国民推薦=が、無所属新人で元市議の小池悦子氏(47)=共産推薦=を破り、初当選を飾った。投票率は37・25%(前回38・56%)で過去最低となった。当日有権者は8万9882人。

午後7時40分ごろ、同市小文間の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、拍手と歓声が湧き起こった。中村氏は「改めて身の引き締まる思い。取手市のために粉骨砕身、皆さんとともに頑張っていく」と決意を述べた。

新人対決となった選挙戦では、県議や市議の経験、国や県とのパイプ役としての実績を強調。「取手は大きな可能性がある。これらを引き出し、前に進める」などと呼びかけ、取手駅西口再開発と桑原地区整備の二大事業の推進、子育て支援の充実を訴えた。

自民と国民の推薦を受け、県議や市議が連日応援。後援会組織も活発に動き、広く支持を固めた。

小池氏は、学校給食の無料化へまず半額の実現、国保税の18歳以下無料化など福祉の充実を訴えたが及ばなかった。

【中村修(なかむら・おさむ)氏の略歴】市長当選1回、中家建材店代表[元]県議当選4回、市議当選3回。藤代高卒。東5丁目

■取手市長選開票結果(選管最終)
当 22,197 中村修 61 無新
  10,639 小池悦子 47 無新



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