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ハマグリ密漁防げ 茨城海保、取り締まり 大洗

漁具の長さを計測し、違反かどうか確かめる海保職員ら=大洗町大貫町の大洗サンビーチ津波避難施設
漁具の長さを計測し、違反かどうか確かめる海保職員ら=大洗町大貫町の大洗サンビーチ津波避難施設


茨城海上保安部は3日、茨城県漁政課や水戸署などと合同で、大洗サンビーチ(同県大洗町)でハマグリの密漁取り締まりを行った。禁止漁具を使っていた法令違反者を摘発するとともに、潮干狩りを楽しむ来場者にルールを守るよう呼びかけた。

この日は、禁止漁具を使用したとして、県海面漁業調整規則違反の疑いで5人を摘発。このうち3人は、採捕が禁止されている3センチ以下の稚貝も採っていた。

同町で潮干狩りが許可されているのは第1、第2サンビーチのみで、第3ビーチは保護区域。海保職員らは、第3ビーチで潮干狩りをしていた大勢の来場者に「ハマグリの保護区域となっています」などと呼びかけ、採ったハマグリの放流と場所の移動を促した。

警備救難課の佐々木祥課長は「ルールは漁業資源を守るために作られている。必ず確認し、その上で楽しんでほしい」と話した。



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