次の記事:大井川知事「記憶一切ない」

生徒ら手もみ製茶学ぶ 茨城・つくばみらい 伊奈東中

茶葉を手もみする生徒ら=つくばみらい市南太田
茶葉を手もみする生徒ら=つくばみらい市南太田


茨城県つくばみらい市立伊奈東中(同市南太田)で11日、「お茶祭り」が開かれ、生徒が製茶を体験した。1年生50人が手もみの製茶方法を学び、出来たてのお茶を楽しんだ。

祭りは1989年に始まった同校の伝統行事。製茶に詳しい地域住民10人が講師を務め、地域との交流を深める活動にもなっている。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった。

茶葉は前日、同校で管理する茶園で生徒らが手摘みした。当日は講師の指導を受けながら、茶葉をせいろで蒸し、ござの上に広げてごみや余分な枝を取り除いた。その後「焙炉(ほいろ)」と呼ばれる台に茶葉を移し、仕上げの乾燥を体験。生徒らは両手を緑色に染めながら茶葉をもんだり、散らしたりの作業を繰り返した。出来上がったお茶は早速、和菓子と一緒に味わった。

参加した土田侑衣さん(12)は「手もみは楽しかった」と笑顔。上原大輝さん(13)は「自分で作ったお茶だからすごくおいしい」と話した。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース