園部コンクリート工業破産へ

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帝国データバンク水戸支店は22日、土木工事、コンクリート製品製造の園部コンクリート工業(茨城県小美玉市)が水戸地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は11日。負債は約1億4500万円。

同社は1950年4月に創業し、道路斜面や河川護岸のコンクリートブロック製造業者としてスタート。土木工事の請負まで事業領域を広げ、2020年3月期には売上高約2億5200万円を計上していた。

取引先の倒産に伴う不良債権や、東日本大震災による被災で厳しい経営状態が長く続き、近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で環境がさらに悪化。事業継続を断念し、昨年12月26日までに営業を停止した。

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