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茨城県立竜ケ崎一高 授業でチャットGPT 県立高で初 的確回答引き出す

チャットGPTを取り入れた授業に臨む生徒=龍ケ崎市の県立竜ケ崎一高
チャットGPTを取り入れた授業に臨む生徒=龍ケ崎市の県立竜ケ崎一高


対話型の人工知能(AI)「チャットGPT」を取り入れた授業が26日、茨城県立竜ケ崎一高(龍ケ崎市)で開かれた。IT教育支援のNPO法人と連携した取り組みで、県立高では初の試みという。生徒約40人はチャットGPTの基本的な使い方に加え、入力文を工夫して、より的確な回答を引き出す技術に触れた。

米新興企業オープンAIのチャットGPTは、昨年11月に一般公開された。インターネット上にある膨大な情報を学習し、質問に応じて文章を作成する。この日の授業で生徒は、チャットGPTが組み込まれたアプリを使って日記を書いた。

NPO法人「ニュークリエイター・オルグ」の改野由尚理事長らが講師を務め、「文章は得意だが、計算には向いていない。回答の真贋(しんがん)を見極める必要もある」などと注意点を説明。対話型AIへの質問に際し、具体的な設定を加えて回答の精度を高める「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれる技術も生徒に伝授した。

授業を受けた、同校2年の初見紗也さん(16)は「人生の幅が広がる可能性を感じた。質問の仕方一つで答えも変わってくると分かった。事実ではないことも含まれているようなので、十分に気を付けたい」と感想を話した。改野理事長は「(生徒が)知らないことにでも挑戦するきっかけになればいい」と期待を込めた。

チャットGPTの活用などに関し、同校は独自にガイドラインを作る方針としている。太田垣淳一校長は「生徒たちはデジタルに親しんでいる世代。創造力を高めてAIを超えてほしいと思っている。教員側も学んでいかないとならない」と語った。



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