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安心安全、選手が発信 茨城・鹿嶋警察署とJ1鹿島が連携協定

鹿嶋署と鹿島アントラーズFCが結んだ包括連携協定の締結式=鹿嶋市神向寺
鹿嶋署と鹿島アントラーズFCが結んだ包括連携協定の締結式=鹿嶋市神向寺


茨城県警鹿嶋警察署(桜井和雄署長)とサッカー・J1鹿島アントラーズFC(小泉文明社長)は21日、安心安全な地域社会を実現しようと包括連携協定を結んだ。協定に基づき、トップチームの選手33人が「鹿嶋署安全安心サポーター」の委嘱を受けた。今後はアントラーズの情報発信力を活用しながら、市民の交通安全や防犯などの意識を高めていく。

茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)で締結式があり、桜井署長は「選手の皆さんにはインフルエンサーの役割を担ってもらい、地域住民へ安全安心を届けてほしい」と要望。小泉社長は「協定が素晴らしいものになるよう努力したい」と述べた。協定の連携項目は、犯罪から市民生活を守るための取り組み、交通安全や防災の対策、警察活動の広報など。

締結式には沖悠哉、植田直通、佐野海舟の3選手も出席し、沖選手が代表して委嘱状を受け取った。沖選手は「選手やサポーターの安全を守ってもらえるのは警察署のおかげ」と謝意を示した。植田選手は「自分たちが模範となれるよう交通安全のルールを守っていきたい」、佐野選手は「地域の安全を保てるよう、できることをしていきたい」とそれぞれ抱負を語った。



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