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日立鉱山の閉山前後 伝える写真31点展示 茨城キリスト教学園

貴重な写真が展示される日立鉱山閉山40周年記念写真展=日立市大みか町
貴重な写真が展示される日立鉱山閉山40周年記念写真展=日立市大みか町


新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になっていた「日立鉱山閉山40周年記念写真展」が4日、茨城県日立市大みか町の茨城キリスト教学園・学園記念館で開幕した。同大外部講師で写真家の中井川俊洋さん(63)が撮影した閉山前後の様子を伝える貴重な写真31点が並ぶ。7日まで。

1905年に開業した日立鉱山は、わずか数年で四大銅山の一角を占めるまでに成長し、工都・日立市の礎となった。しかし、廉価な輸入鉱と鉱量の枯渇により81年に閉山した。

同展は日立鉱山の歴史を知ってもらおうと、同大文学部文化交流学科が企画。会場には、ダイナマイトを込める作業風景や鉱石を運び出すトロッコ、鉱員の再就職面接の様子などを記録した写真が展示され、来場者は当時の情景を浮かべながら鑑賞を楽しんだ。

午前10時~午後4時。入場無料。



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