首刺され73歳女性死亡 殺人未遂容疑で娘逮捕 茨城県警結城署
15日午前1時35分ごろ、茨城県結城市の民家で、「母親を刺した」と女から県警結城署に通報があった。同署員が駆け付けたところ、この家に住む女性(73)が首から血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。同署は殺人未遂の疑いで、現場にいた女性の次女で無職、女(45)を現行犯逮捕した。容疑を殺人に切り替えて動機などを調べている。
逮捕容疑は同日午前1時20分ごろ、包丁で女性の首などを刺して殺害しようとした疑い。同署によると「刺したことは間違いない」と容疑を認めている。
女性は、長女と次女との3人暮らし。事件当時は3人とも家にいた。女性は2021年に次女とトラブルになり、同署に相談したことがあったという。
近隣に住む男性(53)は「女の人の怒鳴り声が聞こえてくることがあった」と話した。別の女性(60)は「2人でごみ出しに行くなど仲は良さそうだったが、親子げんかで感情的になることもあるようだった。2人とも近隣住民とはあまり話さず、大人しい印象」と話した。