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「子連れ出勤」試験導入 茨城・つくばみらい市 夏休み期間

つくばみらい市役所伊奈庁舎=同市福田
つくばみらい市役所伊奈庁舎=同市福田


茨城県つくばみらい市は19日、職員の子育て支援のため、「子連れ出勤」を試験的に導入すると発表した。市内小学校の夏休み期間に合わせ、24日から8月25日まで、希望する職員が子どもや孫とともに職場に出勤する。市は年度内の本格導入を目指し、課題を洗い出す方針だ。

市は時差出勤や在宅勤務などに取り組んでおり、子連れ出勤も職員の多様な働き方の一環。市役所の伊奈庁舎、教育委員会棟、谷和原庁舎に勤務し、小学3年生までの子どもや孫がいる職員が対象。条件に合う職員は79人、児童・幼児は122人いるという。

託児所は開設せず、所属する課内やキッズスペースを設けた会議室で、職員自身が子どもや孫の世話をしながら職務に当たる。

市は来庁者や職員、子どもたちにアンケートを実施し、課題などを整理する。

小田川浩市長は「課題をしっかりと検証し、職員にとってよりよい子育て支援を実施していきたい」とコメントした。



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